2008/05/23
テーマ: 開発 / 2008 / すべて
2,3年前にクレタク系のゲームを途中まで作っていたわけですが、またにわかに作りたくなってきました。
無料ツールを使った個人のゲーム製作環境も以前より充実してきているので、こんなのが使えそうだなというものをざっくり列挙してみます。
Visual C## 2008 Express Edition
以前途中まで書いたコードは C## だけど、Bullet が C++ だから C++ に移行しようかな...と考えていたら Bullet on C## を見つけたので C## で。XNA を使うと Direct3D を使う上での定型処理とかを書かなくていいっぽい。あと XBOX でもほぼそのまま動くとか。
Bullet for XNA Physics Library
物理シミュレーションライブラリ。段ボールが飛び散るといった効果に使いたいなと。
Collada
個人の 3D ゲーム開発において難所となるのが 3D モデルデータの扱いだと思います。モデルデータはどのツールで作るか、モデルのファイル形式はどうするか、それをどうやって描画するか、など。 以前は Direct3D の.X ファイルを Metasequoia で作って DirectX にある Mesh.FromFile で読み込んでいましたが、どうもこのパイプラインだとアニメーションが面倒らしく、ここはひとつオープンで共通化を目指していて XML な Collada に期待してみよう、という。
Skeletal Bone Animation and Skinning with Collada Models in XNA
これでさっくりアニメーション付きモデルが描画できたらいいなぁ。
Google SketchUp
Collada モデルが出力できるし、既にある膨大な建物モデルが使えそう。(著作権とか要調査)
Softimage Mod Tool
アニメーション付きのモデルはこれで作れるんじゃないかと期待。操作方法から覚える。
Google map
地図データをそのまま使いたいけど公開されていないのでマイマップを作って自分で道路に沿ってポリラインをひいていく。それを kml でエクスポートしてスクリプトとかで道路モデルを生成する。以前は地図サイトの画面キャプチャを Metasequoia にロードして、同様に道路に沿ってポリラインをひいていました。地図インフラが整ったことで作業がしやすくなりそう。(本当は道路のベクタデータまで公開してほしいんですけどね!!)
全体的に個人が無料で使えるツールやオープンな規格が充実しつつあります。いいことであります。
あと何気に Google のツールを使うことになりそうです。よろしくお願いいたします。
2008/05/23
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